CWのみのライセンス
2005/10/10
ご覧いただいていると思うが、このサイトに掲載している2004年2月2日付けで再免許更新交付されたJO1FYCの免許状は、A1のみ免許されたものである。もちろん、A1へのこだわりで、A1のみしか申請しなかったものである。このライセンスは2009年まで有効。しかしその後は、法律により、望まないのにA1以外のモードも免許されてしまう。いや、実際にはA1しか出ない(出さない)機械しかないので、A1以外のモードでオンエアすることはないのだが、免許状記載上はどうやらそうなってしまうらしい。
手続きの簡素化の一環だと思うが、よけいなお世話。
そういうわけで、「JO1FYC」では今のところA1のみ、しかし過去の悪事(!)を白状すれば、A1以外でもQSOの実績はある。当時はちゃんと(?)A1以外も出る機械もあるしライセンスもあった。一方、「JA7FWT」では、残念ながら(?)A1以外にも、いわゆるSSBもFMも出せる機械もあるしライセンスもある。移動する局として申請しているからだが、にもかかわらずJA7FWTのほうでは、A1以外ではQSOの実績はない。少々ねじれ現象が起きているのである。
他人に尋ねることではないが、この先、どうすればよいだろうか。過去の実績を大事にして、JA7FWTのライセンス内容の整理をしようと思っても、手続きしてしまえば、免許状に記載されるのはA1のみでなく他のモードと十把一絡げになってしまう。小生のこだわりを表す手段の一つが失われる。機械はA1のみしか出さない機械というものはあるし、実際にもA1以外のモードで出る予定はないのだが、移動する局の方ではA1が出ない機械もあって(いわゆるFMのハンディ)、A1のみ、と言うわけにはいかない。・・・言ってもいいがそうするとその機械を処分しなければならない・・・というのもこだわりの度合い次第であることは重々承知していることではあるが。大げさに言えば、自分との戦い??
CWへのこだわりを表明する手段として、なにか別の方法を編み出す必要がある。
「QSLカード」も、印刷の時代には、モード欄にはCWしか印刷していないカードを作った。しかしこれは今ではパソコン管理でプリンターで印刷することが当たり前になってきたので、モード欄にCWとしか書かれていなくても、CWへのこだわりを表す意味合いが薄れている。カードには「CW99.99%」とか書いているが、上に書いたとおり。過去の悪事がたたって「100%」でないのでちょっと弱い。まぁ99.99%でもないよりはましか。
・・・等々、うだうだ書いていないでCWでオンエアすることに精を出せばいいことはわかっている。
わかってはいるが、私のCWの楽しみ方は、QSOをすること自体で全部ではない。こういった、ウダウダ書き連ねていることを含めて、うんちくを傾けること、電鍵を集めること、いろいろな電鍵でQSOしてみること、CWにまつわる雑多な事柄にアンテナを張り巡らすこと、・・・等々。どうせ楽しみごとなのだから。
・・・「CW絵日記」のページを更新しての所感。